その過去も現在も未来も

いろいろなオタクです。

NEWSアルバム ♯7『QUARTETTO』

お久しぶりです!

まずは4部作完結ということで、メンバーの皆さんもファンの皆さんもおめでとうございます!

STORYオーラスの配信ライブ、僕も参戦させていただきました。

ここから新たなフェーズに進んでいくNEWS、20周年も楽しみにしております!

 

というわけで、今回は4部作の直前にあたる作品。

 

QUARTETTO(2016.3.9)

 

 

1.Theme of “QUARTETTO”

"4人が奏でる音"をモチーフとしたインスト。収録されている各曲のモチーフがふんだんに盛り込まれていてワクワクしますね!

 

2.QUARTETTO

こちらが本格的な(?)オープニング曲。 4人でメロディーを奏で、ハーモニーを紡ぐアルバムなんだよという主題が示されていますね。 増田さんの"QUARTETTO(無声音)"の発音が気になる…!

 

3.ANTHEM

四銃士カップリング。恒例のサッカーソング。 増田さんに「ラップ担当」的な属性が追加され始めたのはこの時期なんでしょうか?? 大サビの手越さんの歌声が非常にやんちゃで聴いてて気持ちがよい。

 

4.シリウス

冒頭のテゴシゲのハモりが聴きどころ。加藤さんが高音の実力を着々とつけている…! その後を受ける増田さんの自由に飛び回る感じのフェイクも気持ちいい。 この曲は歌詞もすごい好きです。 "SLENDA"って何だろう…?と思ったら商品名なのですね(今調べた)。ブラの曲第3弾。

商品名ではあるんですけど、その"SLENDA"が今はもういない彼女の痕跡を惜しんでいるかのような風情を感じられるのがまたよいです(さくらガールの"ラ ラ ラブ さくら"にも通じる余韻)。

 

5.Touch

シングル。タイアップ先に合わせ、「触れる」ことをテーマにしたラブソング。 "触れたい""触れtouch"のリズムの良さがベタながら印象的。

 

6.NEWSKOOL

メンバー紹介曲。タイトルは「オールドスクール」をもじって新たなルールといった意味でしょうか。 直接メンバーの名前は出てこないものの、"あの手この手伝えたぜ""磨いたスニーカー履いたら""活字のように""言うよ(祐也)"などメンバーに纏わる単語が散りばめられています。

 

7.四銃士

NEWS初の試み、DVDシングルに収められた表題曲。作曲はかの有名な指揮者・西本智実さん。原曲はロシアの作曲家・S・ラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲』。クラシックの教養が筆者にはないので上手く語れませんが(悔しい)、壮大でかっこいい。こういった曲を歌いこなせるのも、テゴマスを筆頭に高い歌唱力があってのことですね〜!

 

8.Wonder

本作のアゲ曲はこちら。ハイトーンで喉を利かせる手越さんといい、ラップといい、これ以降のアルバムに各1曲はあるような全員でバチボコにカッコつけるタイプの曲の先駆け的存在。加藤さんの"Yeah Yeah そんなの簡単じゃない?"の自信満々な感じが好きです。

 

9.ライフ

深夜、ちょっとした不安に襲われたときに聴くと効果的な癒し。真正面から命について向き合うちょっと重めのテーマですが、勢いのあるアレンジと明るい曲調のおかげで救われます。 限りある日々をいかに生きるか、リリース当初から大きく世界が変わってしまった今、改めて聴くのもいいかもしれません。

 

10.チュムチュム

シングル。 NEWSといえばYou&J世代を代表する王道アイドルですが、もう一つのイメージとして「トンチキ」もあるんじゃないでしょうか。こちらはNEWSにおけるトンチキ(真面目に様子のおかしなことをする。ジャニーズイズムでもありますね)楽曲の代表曲。逆さま言葉で歌い出したかと思えば"ガンジスのほとりで君を見た"。その訳のわからなさとは裏腹に、気付けば口ずさんでしまう(ほんまか?)中毒性を有しております。

 

恋してインディアって何?

 

11.Departure

「出発」と題された、前向きな門出の曲。『きらめきの彼方へ』を想起させるような爽やかさ。 "戻りたい場所などどこにもないから" "叶えたい未来へと照準あわせ" など、過去を振り返らずひたすら前を向く歌詞がエネルギーに満ち溢れていて気持ちいいです。

 

12.ヒカリノシズク

シングル。加藤さん原作&出演のドラマ主題歌。つまり加藤さんの才能が開花した曲。雨の夜に聴きたいですね。悩みもがく人がほっと一息つけるような、一つの光となるような、そんな曲です。

 

13.LIS'N(Vo.増田貴久

ゴリゴリのマスラップとサビの澄んだ歌声とのギャップが激しい。イチオシの歌詞は"shut up and watch me…"ですね。黙って俺を見ろ。好き!!!!!!

 

14.愛のエレジー(Vo.小山慶一郎

小山慶一郎×歌謡曲再び。小山さんの声で歌われる未練タラタラの切ない曲、好きです。 "あなたを死ぬまで愛したい"というセリフもダサカッコいい感じで味があって良いですね。

 

15.星の王子さま(Vo.加藤シゲアキ

言わずと知れた名作小説を戯曲に仕立て上げたかのような曲。作家・加藤シゲアキの本領発揮といった感じですね! NEWSのライブの練られた世界観は加藤先生のこういう引き出しの多さから来てる部分も少なくないんだろうなと思います。

 

16.Encore(Vo.手越祐也

手越さんお得意の歌い上げ系失恋バラード。 「終わったと分かってるのにそれでも求めてしまう」のはまさにアンコール…!

 

総評

今作のコンセプトは”四重奏”。4人の歌を聴かせることに専念された作りという印象で、コンセプトがはっきりした前後の作品に比べて肌触りはあっさり。初心者でも比較的入りやすいアルバムかなぁと思います。

 

最後に今回の個人的お気に入りを。

・本編部門

1位 ライフ

2位 Departure

3位 Wonder

 

・ソロ曲部門(こちらは1曲だけで)

1位 星の王子さま

 

ではでは!