その過去も現在も未来も

いろいろなオタクです。

NEWSアルバム ♯2『pacific』

 

NEWSの全アルバムレビュー企画第2弾!

前作『touch』を出した後、内くんと草野くんが未成年飲酒等(疑いも含む)で相次いで謹慎→連帯責任ということでNEWSも8ヶ月活動休止→紆余曲折を経て6人体制で活動再開、という経過を辿って制作されたのがこの2ndアルバムです。

 

pacific(2007.11.7)

 

1.愛のマタドール

かっこいいですよね。世界観がラテンで(?) 2番の増田さん、「キッスも」の歌い方がめちゃくちゃかっこいい。 大サビの山下→手越のソロリレーもアガりますね。 余談ですがポケカラ(カラオケアプリ)上に僕がこの曲を歌った音源があります。笑

 

2.サヤエンドウ

シングル。ワンピースの曲。NEWS=トンチキの図式の始まりの曲じゃないでしょうか。 いきなり「おいら達まるでサヤエンドウ」ですからね、ビックリしますよね。でも仲間の大切さを歌った曲なんですよね。 もともと草野さんを含めた7人で歌うはずだったのが6人に、そしてそのまま活動休止に。

「明日も会えるはず 信じているさ」

 

3.TEPPEN

シングル。原曲は8人だけどこちらは6人。 「大抵の奴は待ちきれなくなって諦めてしまうから教えてあげるよ」という歌詞が好き。 6人ver.になってまっすーのパートが増えましたね。

 

4.Change the World

AメロまるまるラップというここまでのNEWSでは珍しい曲。山Pの「イェイ」が可愛い。キャッチーなサビメロはさすが森元康介先生(脚注:嵐のピカダブやKAT-TUNのPERFECTを作曲された方)のお仕事。

 

5.君想フ夜

I・ZA・NA・I・ZU・KIに続く月の曲第2弾。あちらと世界観をリンクさせて妄想することも出来ますかね。 「鬨の声」とあるので主人公は戦場にいるんですかね。逢いたくても逢えない君、必ずここで待っているよと言葉をくれた君。明日の命もしれぬまま、ただ君だけを思い描く。そんな主人公を夜空の月が見守っています。

 

6.アリバイ

コヤシゲテゴマス、つまり奇しくも後にグループに残る4人の曲。コヤシゲメインでテゴマスはコーラスです。指輪を選びにお店に入ったシゲを手越くんは絶対に見逃してくれなさそう。 

 

7.code

錦戸ソロ。 錦戸兄さんの曲は毎度毎度彼の声質にマッチしてるなぁとつくづく。 歌詞が不器用なんですけどピュアなんですよね。

 

8.チラリズム

コヤシゲ曲。かっこいいセンター2人がいて、歌える2人がいて、当時のコヤシゲはこういうコミカルな役回りだったんですかね?

 

9.愛なんて

手越ソロver.のイメージが強い曲ですが、こちら初出は錦戸加藤手越(メインVo.は手越)のユニット曲。 ソロバージョンの方が手越さんが苦しそうに歌うんで好みなんですよね← またそちらも語りたい。 あとこの頃の加藤さんの歌声、CD音源を聴いてるだけでヒヤヒヤしてしまう。何故。歌詞もいいですね。特にどの辺がとかじゃなく全部いい。

 

10.なんとかなるさ

こちらは小山山下増田のユニット曲(まっすーメイン)。 増田さんのパブリックイメージってこんなんですよね。優しい応援歌。

 

11.ゴメンネ ジュリエット

山Pソロ。何故かKAT-TUNの春夏秋冬を思い出します。BPMとか多分一緒かな。 「他の誰よりも深く愛したけれど 他の誰よりも傷つけてしまったね」という歌詞が悲しい。

 

12.裸足のシンデレラボーイ

サヤエンドウと両A面なのでこれも活動休止直前の曲ですね。 NEWSは深夜バスが好きだなぁ〜!バス×NEWSの始まりの曲ですかね。聴くたびに深夜バスに乗りたくなります。 「いつの日かきっと」の当てのなさが好きなんですよねこれ。まだ何も決まってないけどこれから新たな人生を進んで行こう!ってときに聴くと元気が出る曲だと思います。個人的には。

 

13.星をめざして

こちらは活動再開記念シングル。復活ソングらしく、「一度死んでまた生き返る」「ふり返らないさ 傷だらけの少年時代など」「くり返さないさ もう二度とは同じ過ちを」など、再出発っぽいフレーズがふんだんに盛り込まれています。もうこれ以上いなくならないで下さいね。

 

14.真冬のナガレボシ

人数が減る前から存在していた曲と聞いております。昨年のプレミアムライブでも歌われました。 地下鉄から出てくる主人公(まだ終電がある時間)→「もうすぐこの雪は雨に変わる(最低気温のピークの時間帯を過ぎた)」という時間の経過が描かれているのが個人的には味わい深いなと思います。 雨が雪に変わる曲はよくある気がするけど、雪が雨に変わる曲はあんまりない気がします。雪は「君」の象徴なのかもしれませんね。彼女の残像もいつかは溶けて雨に変わるのかな。

 

15.その笑顔 僕に見せて

前作に続いてアカペラ曲。亮くんと山Pが主旋でソロパート・手越くんがハモりで入ってくるのは聴き取れるけど、現3人はベース音やってるんですかね?

 

総評

前作に引き続きバラエティ豊かな構成なんですが、恋愛ソングの歌詞が全体的に大人っぽいものが増えてきたかなと感じます。

あとはP亮2トップの構図が固まると同時に手越氏が歌唱面で存在感を増してきたな~という印象です。

 

最後に、今回の個人的ベスト3!

1位 真冬のナガレボシ

2位 愛なんて

3位 愛のマタドール

 

2021.4.21 追記

ユニット曲の箇所にメンバーカラーを入れました!